BLEND（代表）
杉山 大輔さん
真面目に楽しく
マチ・ヒト・モノ・コトを『BLEND』
小田原市出身。小田原の街中で生まれ育つ。本業は地元の建設会社瀬戸建設（株）で営業課長として建築に携わる仕事に従事し、地元の人気店や企業など幅広く設計を手掛ける。3年くらい前から休日や空いている時間を活用し、自身が代表を務めるBLEND事業を小田原の国府津を拠点に運営しはじめ、いまでは9店舗まで成長。その他、NPO ROCKFIELD理事・小田原足柄異業種交流会主事なども兼務。
国府津のまちを散歩しながら
発見を楽しむ
なんでも身近にある小田原の商店街で生まれ育った杉山さんが何故国府津という場所に住まいを移し、事業の拠点にもするにいたったかを伺ってみた。
もともとはボルダリングジムを国府津の現BLEND PARKで運営しはじめたことが国府津と接点をもつきっかけだったそう。
「小田原の街中は海まで歩いてすぐだったりもするが、それでいて海をあまり感じないところがあった」という。「ただ、国府津には海を感じながら、その反対には山を間近にのぞみ、国道一号線から海側には路地が11本くらいあり、その路地裏散歩が本当に楽しくて、ここにいろいろなコンテンツが創れたらいいな」と思ったのだそう。
お子様が小学校にあがるタイミングには、住まいも国府津へ移し、念願のマイホームもご自身の設計で。
もともとはボルダリングジムを国府津の現BLEND PARKで運営しはじめたことが国府津と接点をもつきっかけだったそう。
「小田原の街中は海まで歩いてすぐだったりもするが、それでいて海をあまり感じないところがあった」という。「ただ、国府津には海を感じながら、その反対には山を間近にのぞみ、国道一号線から海側には路地が11本くらいあり、その路地裏散歩が本当に楽しくて、ここにいろいろなコンテンツが創れたらいいな」と思ったのだそう。
お子様が小学校にあがるタイミングには、住まいも国府津へ移し、念願のマイホームもご自身の設計で。
【混ざって良くなる】それがBLEND
国府津の空き物件などを借りて事業展開しているBLEND。その9つの店舗をご紹介しよう。国道一号線沿いにある3階建ビルには、1階に保育園、2階に「BLEND-Coworking」、3階に「BLEND-Studio」、最上階は昼はカフェ・夜はバーとして、それぞれ別の方が運営をしている。そのビルの路地裏を入ったところには、リノベーションされた古民家でこだわり観葉植物の販売とカフェを併設した「TAMAYURA Porto」を釣り好きの店主さんが運営中。
場所と人のマッチングは杉山さん。「まちに必要なものをやりたい人にやっていただけるようにしたい」と、これまで数多くのマッチングをしてきた。
国府津駅の近くの元郵便局の跡地も杉山さんが運営する施設その名も「POST」。鏡張りにしているから、歌やダンス、英会話など様々なお教室ができるようになっており、いろいろなチャレンジができる場所として今も活きている。
国府津駅の近くの元郵便局の跡地も杉山さんが運営する施設その名も「POST」。鏡張りにしているから、歌やダンス、英会話など様々なお教室ができるようになっており、いろいろなチャレンジができる場所として今も活きている。
少し非日常のバカンス気分で
混ざって楽しく
ボルダリングジムとして使用していた倉庫は、ステージやスクリーンを併設したイベントスペースとして、映画上映やファッションショー、ライブや交流会、プロレスなどさまざまなイベントを開催している。「今度サーカスもやる予定なんです」という話には驚いたが、杉山さんならなんでも実現できそうだと思えるから凄い。
この他にも、GYM＆シェアオフィス、元小田原市所有の旧曽我支所跡地をSOGA BLENDとして活用し、地域から出る廃材やゴミ、古道具など捨てられてしまいそうなものを一度ストックし、再利用やリサイクルして次に活かすための複合施設として運営しており、小さな工作室（ラボ）では、写真撮影のスタジオとして、またヨガ教室などのようなコミュニティースペースとしても色々な人々に利用されている。
あったらいいなが
ひとつひとつカタチになる
海のそばでは海小屋風の民泊施設「SEA CABIN」を運営。このあたりにはない、ちょっと楽しいタイニーハウスは、東京からのワーケーションだったり、海外の方々の利用も多く、利用率はなんと90％！
そして、また新たな施設の構想があるのだそう。それはBLEND近隣にある登録有形文化財である蔵を活用した施設運営。建物の特徴を活かし、「ここはギャラリー兼アーティストレジデンススペースとして、アーティストさんの展示や制作活動などができるような場所にできたらいいな」と目を輝かせる。
また、「国府津には雑貨や洋服屋さんがないので、そのようなジャンルのポップアップなどにも活用いただき、このエリアの店舗展開のきっかけになればいいな」という未来の夢も。
そして、また新たな施設の構想があるのだそう。それはBLEND近隣にある登録有形文化財である蔵を活用した施設運営。建物の特徴を活かし、「ここはギャラリー兼アーティストレジデンススペースとして、アーティストさんの展示や制作活動などができるような場所にできたらいいな」と目を輝かせる。
また、「国府津には雑貨や洋服屋さんがないので、そのようなジャンルのポップアップなどにも活用いただき、このエリアの店舗展開のきっかけになればいいな」という未来の夢も。
仕事もプライベートも
楽しく愛情をもって、みんなで
「子供から大人、自分も楽しまなければ、いいものはできない。」と杉山さん。「すべて自分だけでやるのではなく、まわりのいろいろな人を巻き込んで、みんなで楽しくその土地にあったものを創っていきたい」と。BLENDが提供するのは、日常の楽しい暮らしの風景を作っていき、その場にエンターテインメントコンテンツ。観光客目線ではなく、まちで暮らす人をメインに、まちへ来る人も楽しめるようなコンテンツを提供する。
国府津が素敵なとなり町と繋がり共有する事で、またその隣町へと繋がりが広がっていくことがエリア全体の活性化に繋がると信じて。今日も杉山さんは楽しく活動していることだろう。
取材中もあちこちで何度と「杉山さん！」と声がかかる。国府津で杉山さんを見かけたら、ぜひ声をかけてみては。
きっと、とびっきりの笑顔で挨拶してくれるはず。
国府津が素敵なとなり町と繋がり共有する事で、またその隣町へと繋がりが広がっていくことがエリア全体の活性化に繋がると信じて。今日も杉山さんは楽しく活動していることだろう。
取材中もあちこちで何度と「杉山さん！」と声がかかる。国府津で杉山さんを見かけたら、ぜひ声をかけてみては。
きっと、とびっきりの笑顔で挨拶してくれるはず。