小田原の神前式

明治27年の創建以来から神前結婚式を執り行っている由緒正しい報徳二宮神社。
神社で行う神前結婚式は、古来より両親から自分へ、自分からわが子へと、
人生儀礼(営み)を通して世代を超えて継承され続けている、
大切な「心」と「心」を繋ぐ、「美しい結婚式のカタチ」なのです。

報徳二宮神社の歴史

明治27年(1894)4月、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、翁を御祭神として、生誕地である小田原の、小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が創建されました。
明治42年本殿・幣殿を新築、拝殿を改築し、神宛を拡張し現在の社地の景観をを整えました。平成6年(1994)には創建百年記念奉告祭を斎行して今日に至っています。
報徳二宮神社の神前式

報徳二宮神社の魅力

報徳二宮神社の社殿、大きな楠木、苔むす池、歴史を刻む灯篭。
長い歳月の中で幾星霜を重ねても、決してその価値を変えることなく在り続ける、日本人のこころが宿る報徳の杜があります。

小田原城

小田原城内、緑あふれる報徳の杜。

箱根や伊豆の玄関口にあたる神奈川県小田原市。
かつて戦国時代に豊臣秀吉と徳川家康によって攻め入られるまで、約400年間関東一帯を支配した北条氏の居城として栄えた小田原。この小田原城天守閣に隣接する所に報徳二宮神社があります。

報徳二宮神社

小田原の偉人二宮尊徳翁をお祀りする、由緒正しき神社です。

報徳二宮神社は明治27年(1894)4月、二宮尊徳翁を御祭神として、生誕地である小田原の、当時明治天皇様御用邸の敷地であった小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が創建されました。 現在、神社本庁別表神社。社殿は神明造り。 神社境内地の面積は4300坪あります。

報徳二宮神社の神前式

創建以来、神前結婚式を執り行っている歴史ある神社です。

かつては恐れ多いとされ、家庭で行われるのが一般的であった婚儀が、明治33年、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条節子姫(後の貞明皇后)のご婚儀をきっかけに、一般の人々も神社において結婚式を挙げられるようになりました。報徳二宮神社はこの頃より、神前結婚式を執り行っている数少ない神社なのです。

報徳二宮神社の神前式

結婚式とはなにか。
お二人の新たな門出を神に祈ること。 これからお二人で苦楽を共にし、幸せな家庭を築くことを神様に誓うこと。 そして、家と家とが結ばれる、大切な儀式。
結婚式は、人の一生で、最も華やかな「人生儀礼」です。 だからこそ、時代や流行に流される「~スタイル」・「~風」の形だけ取り繕ったものではなく、「本物の結婚式」を挙げてほしい。
いつの時代も変わらない本物の結婚式が、神前式です。
報徳二宮神社 社殿前での婚礼記念写真(昭和初期)

参進の儀
報徳二宮神社本殿
報徳二宮神社の神前式

四季折々の風情を感じながら、 長い参道を進む人気の「参進の儀」は、 雅楽の音色が奏でられるなか、 副斎主の先導のもと報徳二宮神社本殿まで進んでいきます。
報徳二宮神社では明治時代より今も、すべて本殿にて挙式を執り行っております。
厳粛に執り行う挙式は、斎主・副斎主を司る神職2名の他、前導役や典儀を司る巫女2名に奏楽を司る笙(しょう)・龍笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)の雅楽3名、計7名にてご奉仕させていただきます。

神前結婚式の式次第

報徳二宮神社の本格神前挙式は、創建以来受け継がれている古式ゆかしい式次第に則り、すべて本殿にて執り行います。(最大参列92名)
報徳二宮神社神前式の式次第

後北条氏の城下町として栄えた 小田原という場所

報徳二宮神社のある小田原は、観光地、伊豆や箱根の玄関口。海も、山も、温泉もある自然豊かな町並みが広がります。
結婚式の後は、ゲストへの挨拶回りに忙しかったご両親へ、ゆっくりと温泉旅行に誘ってみてはいかがでしょうか。
小田原城

小田原の歴史

戦国時代、後北条氏の城下町として栄えた小田原。
江戸時代には本陣4軒、脇本陣4軒を抱える東海道屈指の「宿場町」として栄え、 明治中期になると政財界人や文化人たちの別荘地や保養地として愛されました。現在では観光地としてその歴史や魅力を楽しむことができます。

報徳二宮神社

小田原へのアクセス

東京駅から新幹線で28分、新宿から小田急線ロマンスカーで75分と都内からのアクセスも良好です。
駅から徒歩10分ほどの小田原城址公園は、駅近郊とは思えないほど豊かな緑につつまれています。かつて戦国時代に北条氏によって栄えた頃からの風情を今に残しており、和装に人気の写真撮影スポットが点在しています。

報徳二宮神社の周辺会場


箱根神社婚

箱根・小田原エリアにあるもうひとつの神社婚。 関東屈指の縁結びスポットとして名高い箱根神社。 古き良き文化を伝え、世代を超えて良縁を結んできた 箱根神社ウェディングの魅力をご紹介します。